今までのレーザ加工

過去にレーザ加工で成功しなかったのはなぜ?

レーザ加工を新規に検討した際に、未知な領域であることや綿密な検討をせずに導入してしまい
想定していた加工結果を得られないという場合がある。

生産ラインに導入されたレーザ加工装置には、設計仕様に基づいた加工を行い、
安定した加工を行うことが求められる。
過去にレーザ加工装置を導入して成功しなかったという人が挙げる問題に、
この“安定性”を挙げる人が多い。
ここでの“安定性”とは、レーザ発振器の発振出力の安定性に他ならない。

加工に必要なレーザ発振器の出力は、熱加工であれば溶け込み量に比例し、
非熱加工であれば除去する加工量に比例する。
そのため、レーザ発振器の出力が変動してしまうと溶け込み量や加工量が変動し、
加工タクトや加工品質に影響を及ぼすことになる。
また、ある程度の出力変動は、はじめからレーザ発振器の仕様で決められているが、
それを大きく逸脱し始めると出力低下を招き、加工不能な状態に陥る。

また、レーザ発振器の出力変動に追い打ちをかけるのが、光学系を透過して
得られる加工点での出力変動である。
これは光学レンズの汚れや光軸のズレなどが原因となって加工点出力が低下し、
加工不能な状態を起こしてしまう。

レーザ発振器の出力変動は、レーザ発振器のタイプにより大きく異なる。
実際の性能はレーザ発振器の仕様で出力変動レベルを確認できるが、長期の安定性となると難しい。
ここは、メーカーの技術力に依存するといった方がよい。

しかし、その判断方法はある。レーザ発振器の構造や実績である。
レーザ発振器の構造はシンブルであるほど故障となる要因が少ないため信頼性が高いといえる。
また、納入実績が多い程、生産現場での故障率や故障原因などのフィードバックから
改良努力が行われるため常に進化している。

仕様では見えない信頼性向上のための苦労がレーザ発振器にはある。
そのため、求める加工を実現するだけでなく、レーザ加工装置を生産ラインで
安定稼働させるためにもレーザ発振器の選定には十分気をつけてもらいたい。

Laser Agencyでは、産業用にレーザ加工装置を開発してきたレーザ加工装置メーカーを
ユーザーの加工に合わせて紹介しています。
特にレーザ発振器の選定には、長年の実績と経験から独自の選定眼を持ち、
レーザ加工装置の信頼性向上の礎として取り組んでいます。
レーザ加工装置は、中途半端な知識で簡単に開発できると考えられることもありますが、
加工ができても安定しないのでは生産性の向上は期待できません。

生産ラインで安定稼働させるためにも、信頼性の高いレーザ加工装置の検討を
Laser Agencyではサポートしています。是非、ご相談ください。

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