理想のレーザ加工装置

理想の加工装置はどこまで追求できる?

“理想”的なレーザ加工装置とは、虹色の光を発振するレーザ発振器を搭載し、
どんな材料でもきれいに加工してしまう魔法のような装置であるが、それは不可能である。

なぜだろうか?

1台のレーザ発振器で七色の光を発振することは不可能だからである。
また、光が出たからといって喜ぶのは早い。材料を加工するための条件があるからだ。

そのために必要なレーザ発振器の条件とは、
 ・材料に対し加工を行うために十分な“出力”
 ・パルスレーザにおける加工タクトに応じた加工速度を得るための“繰り返し周波数”
 ・非熱加工などでは、光による熱影響を軽減するための“パルス幅”
が重要となってくるからだ。

しかも、これらの必要条件は加工対象材料(材質、厚み、サイズ、形状)と加工内容
(加工径、用途、求める加工品質とタクト)に応じて異なるのである。

なぜなら、1台のレーザ発振器を搭載した産業用のレーザ加工装置は、
特定の加工対象材料に対し、あらかじめ決められた加工内容で加工するように設計され、
あれもこれも加工ができるというものではないのである。
たとえ、同じ材料であっても厚み一つ異なれば、レーザ発振器の出力調整や光学系の
焦点位置調整なしには、まったく同じ加工結果を得ることは不可能となる。

逆にいうと、あらかじめ設定した加工対象材料や加工内容から逸脱しなければ、
スイッチ一つで自動的に加工品質を維持しつつ高速に加工をし続けることができるのである。
オートメーション化が求められる生産ラインで使用する加工装置としては理想的といえる。

あとはどれだけ安定して加工を続けられるかであるが、これはレーザ加工装置の
心臓部であるレーザ発振器の安定性に依存することになる。
レーザ加工は、安定した光があって初めて安定した加工が行えるからだ。

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是非、ご相談ください。

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