レーザ加工はどこで試せる?

レーザ加工を検討する上で避けて通れないのが加工実験である。

加工実験の目的は、
 ・レーザによる加工の可能性の確認(レーザ加工でどこまでできるか?)
 ・レーザ加工装置導入のための実験(品質とタクトの想定実験)
と区分できる。

レーザ加工の可能性を確認するための実験では、レーザ発振器と簡単な光学系が
用意できれば十分実験できる。
そしてこの実験でレーザ加工の効果がわかり、加工品質もある程度見極めることができる。

レーザ加工装置導入のための実験では、理想的には要求される品質とタクトを想定するために
最適なレーザ発振器と適切な光学系で加工実験を行いたいところだ。

それでは、レーザ加工実験を行う場としてはどのような場所が最適だろうか?
レーザ加工実験を行う場の候補とその特長を説明する。

レーザ発振器メーカー

一部のレーザ発振器メーカーでは、自社内でデモ加工実験を行うところもあるが、
多くは付き合いのあるレーザ加工装置メーカー、もしくは自社のレーザ発振器を試すことができる
ジョブショップを紹介している。

当然ながら、紹介された加工装置メーカーや
ジョブショップは、紹介したレーザ発振器
メーカーの製品で加工実験を行うことになる。

ここで注意が必要なのは、レーザ発振器
メーカーに紹介された加工装置メーカーからは、
たとえ他社製品のほうが加工に適しているとしても、その製品を紹介されることはない
ということだ。


レーザ発振器メーカーでの加工実験はあくまでレーザ発振器自体の加工性能を
確認することだけが目的となる。

ジョブショップ

ジョブショップでは、さまざまなタイプのレーザ加工機を設備しており、レーザ加工を試す場として
多く利用されている。

ジョブショップサイドの目的は、設備している
加工機を使った時間当たりの実験費用の
チャージである。

ジョブショップでは得られる加工結果は設備されている加工装置の性能に大きく依存してしまう。

そのため、最適な加工装置の条件を追求する
実験を行うというよりは、設備されている加工装置の加工性能を確認するための実験といえる。


レーザ加工装置メーカー

レーザ加工装置メーカーが加工実験を行う目的は、ユーザーが求める加工内容に対して
最適な自社のレーザ加工装置を提案することにある。

レーザ加工装置メーカーに設備してある実験加工機は、レーザ発振器や光学系を加工内容に応じて変更できるようにしてあるところが多い。

レーザ加工装置メーカーに常設されているレーザ発振器の種類は限られているが、レーザ発振器メーカーの協力を得て常に新しいレーザ発振器を試すこともできる。

そのため、レーザ加工装置メーカーでは、
加工に最適な条件を求めるための加工実験
が行える場合が多い。


レーザ加工の実験目的によって加工実験を行う場が異なってきます。
Laser Agencyでは、お客様の加工ニーズに合わせたジョブショップや加工装置メーカー
を紹介しています。是非、ご相談ください。

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