レーザの体に対する危険

レーザは光ですが皮膚で吸収され高温による熱傷(やけど)を引き起こします
またレーザによってはガスを使ったり高電圧を使ったりしているので危険です
ここでは体にに対する危険を説明します

熱傷の危険性

加工用レーザには紫外線~可視光~赤外線と色々な種類がありますが、どのレーザであっても皮膚に照射された場合は熱傷を引き起こします。
通常のやけどに比べてスポット的かつ短時間で高いエネルギーが皮膚に当たるため一瞬であっても熱傷となります。熱傷の痛みに加え針で刺したような痛みが起こります。領域の少ないやけどのため重症化することはありませんし、高出力なレーザが当たっても骨を切るような事は無いので工作機械に比べると安全と言えます。

ガスの危険性

エキシマレーザはフッ素や塩素などのハロゲンガスを使用するため万が一ガス漏れが起きた際には非常に危険です。現在販売されているレーザ装置は様々な安全装置があり通常の使用方法ではガスが漏れるようなことはありませんが、地震などの際にはガス管が外れたりすることもありますので十分な注意が必要です。ガス漏れの際に吸い込んで曝露してしまうと数分以内に、眼、鼻、のど、気管、太い気道などに重度の熱傷を起こします。さらに、たんに血が混じるせき(喀血)や吐き気や息切れも生じます。

高電圧の危険性

一部のレーザは高電圧を使います。通常の使用では捜査中に感電することはありませんので心配は無いですが、メンテナンスなどで筐体を開けたまま作業する際に誤って高電圧部に触れると非常に危険です。

レーザの目に対する危険

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レーザの体に対する危険

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